スペインで迎える年越し。ワクワクしながらもまずはホテルで仮眠。
そして、カウントダウンの舞台、スペイン広場へ。最寄駅のPl.Espanya駅へは23時に到着しましたが、ここに行くまでの電車がもうすでにぎゅうぎゅうの満員電車!

スペイン広場はものすごい人の数で埋め尽くされ、音楽が鳴り響き、ライトアップがまぶしくて、まるで屋外クラブのような雰囲気でした。


スペインでは年越しの0時、時計の鐘が12回鳴るタイミングに合わせて、ぶどうを1粒ずつ、合計12粒食べると、1年を通して幸運が訪れると言われています。
それぞれのぶどうが「1月〜12月の1か月ずつ」を表していて、12か月間の幸運を願う意味が込められているのだそう。

ただ広場にいる人たちはぶどうなんて持っているように見えませんでしたが、カウントダウンになるとみんな一斉にぶどうを取り出して食べ始めました🍇みんなどこに隠し持っていたの(笑)
余談ですが、そして鐘のリズムは意外と早くて、間髪入れずに鳴るので、あのタイミングで12粒食べ切るのは至難の業だと思います。。
0時になると、空にドローンショーが!
カラフルに動く光の演出と花火が10分ほど打ち上げられて、新年のスタート。


スペインらしい陽気さとユニークさが詰まったぶどうの年越し。
年越しと同時にぶどうを頬張っている光景にとても温かい気持ちになりました。
ちなみにこの年越しにぶどうを食べる風習、もともとは19世紀末のマドリードで上流階級がぶどうとシャンパンで年越しを祝っていたことを庶民が真似したのが始まりと言われています。
また、1909年にぶどうが豊作で余った農家が「年越しに12粒食べると縁起がいい」と宣伝したのが全国に広まったという説もあります。
0:15には花火のフィナーレが終わり、帰路につきます。

しかし、駅に入るまで30分くらいかかりました。帰りが本当に辛い。。
パリのシャンゼリゼ通りでの年越しをした時にも思いましたが、年越しは家でゆったりするのが1番!寒いし出歩かない!と改めて心に誓いました(笑)
パリで年越ししたときは、帰りの電車の中でもみんなお祭り騒ぎでしたが、バルセロナの電車の中は意外にも落ち着いていました。
スペインらしい風習と、エネルギッシュな空気に包まれた年越しとなりました。
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